2021年09月11日
青空~

先日、掘り起こしていたワトソニアの球根を、花友さんにおすそ分け。

3年植えっぱなしにしていたら、今年は花付きが悪くて、
さすがにちょっとまずいぞ、掘り起こして状態を見てみようと、手鍬を振り上げた。
そしたら、なんと!
球根が固まって、呼吸困難状態になっていた。
この2,3年、冬から春にかけて、体調が思わしくないので、
段々畑に植わっている花たちは、見ないことにしていたのだ。
この秋はきちんと耕して、楽に呼吸ができるようにしてあげよう。
能天気なワタクシでも、たまには眠れない夜がある。
そんな時、息子からせしめた、コレを飲む。

「ま~らん舟」
舟・・・・といえば、 舟大工の「坪山豊」兄ぃ。
舟大工で唄者ってかっこよすぎるでしょう。
CDを聴きながら、「裏声がなんてセクシーなんだ♡」とずっとファンだった。
縁あって、 豊兄ぃ(ご本人が先生と呼ばれることを嫌がっていた)のお宅に
サンシンを習いに通っていたことがあって、それがまた、サンシンに触れるまでの
前振り(?)で、舟大工修業時代の話とか、ケンムンの話とか、いろいろな話がとても楽しかった。
ある時、豊兄ぃに
「わたくしの好きな島唄は、くるだんど節、いそ加那節、とあやはぶら節です」
「はげっ、うんみーてぃや東京し音楽しゅんちゅんきゃぬリクエストのふぅ~さんむんじゃが」
(おお!その3つはね、東京で音楽している連中からリクエストが多いんだよ)
そんな会話をしたのも、今や懐かしい。
ワタクシ、どうも音がうまく取れないみたいで、少しも上達しないので、
自主退学(!)してしまったけれど(泣)
この時の思い出は、ワタクシの自慢であり宝物である。
今夜も、

島の海の匂いと、赤土の匂いがする、味わい深い声だった。