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2016年07月01日

勉強会「奄美の心と情景」

 九州大学助教 福島綾子先生。環境設計学、文化財学が専門の博士です。





約一時間半のお話に引き込まれるように聞き入ってしまいました。

国内外のキリスト教会堂など宗教遺産の価値評価等を研究していて、

瀬留の教会の修復に訪れたとき、信者とそうでない人が一緒になって作業していたのを見て

非常に感動されたそうです。

 ほかではありえない光景だそうです。

完成したときには教会の広場で瀬留の方々が八月踊りをしてお祝いし、その輪の中に

神父さんも踊っている写真がありましたよ。

 ワタクシの好きな瀬留の教会が、ますます好きな建物になりました。







 やさしい言葉でお話しになるので、子供も寄っていきます。





 最後、受講生(!)からの質問 

「芦徳は今、巨大クルーズ船問題という難問を突きつけられています。

 もし、これが来る、ということになった場合どうなりますか」

「う~ん、難しいですね。はっきり言ってよくわかりません。ですが農山漁村は

変化の速度が緩やかであるため共同体がうまれ、育つものです。変化が急だと

壊れるものの方が多いことはいえるでしょうね。もし、そうなったら・・・ということを

しっかりシミュレーションしたほうがいいですよ。壊されたものは取り戻せませんから」

 
 そうですよね。無くなってから気づいたってもう遅いですからね。





あたりまえにそこに有ったものが無くなったとき・・・喪失感で打ちのめされそうです。



芦徳の宝、コウトリ浜。  ここに住んでいたコウトリバッケの話は、また後日。







  











  

Posted by 里井 つとよ at 08:20日常