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2019年04月28日

コオニユリ

茶碗蒸しに”百合根”といって、百合の球根片が入っているのを知ったのは、

もう50年近くもまえのこと。

茶碗蒸しなんて滅多に食卓に上らなかったし、

ユリの根っこが食材になることも知らなかった。

 ワタクシがイメージしていたのは「テッポウユリの球根」。

しかし、それは大きな間違いだと気づいたのは、

ずーーっと、後になってからのこと。

実は、食用になるのは、このユリ。

コオニユリ。




「平成17年度 国土交通省 奄美群島生物資源webデータベース」によると、
甘味のある鱗茎を、加熱または澱粉にして利用する。

と書いてある。

以前、奄美伝統作物研究会のメンバーから聞いた話によると・・・

奄美が島津の圧政に苦しんで、庶民は食べるものに困っていた頃、

ソテツの澱粉に助けられた、というのは良く知られているが、

コオニユリの球根も食用になった。

 しかし、人間がとる前に「イノシシ」にもやられた。

それで、だんだん少なくなってきた・・・・・らしい。

へぇ~~、つらい歴史を生きてきたんだね。コオニユリ様。











ヒメヒオウギ。 紅白花咲合戦中です。




  

Posted by 里井 つとよ at 15:16ガーデニング