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2016年02月12日

田いも甘いも、

 
「11日にたーまん掘りに行こう。」(たーまん=田いも)

「え~、あれ、手がよごよごするがね。食べるのは好きだけど」(よごよご=痒い痒い)

「長靴とゴム手袋があれば大丈夫よ」

う~ん、、、と、しばし考えて

 2年前に友人の家で食べた、屋仁の「たーまん春巻」がものすごく美味しくて

もう一度あれが食べられるなら・・・と

「わかった!行く。連れてって」と返事してました。



赤木名~川上を抜けて



それぞれの集落に素適な案内板。



 屋仁の「くまさん農園」に着きました。

先ず、ビックリしたのが、たーまんの背が低いこと。

 青々とした里芋畑のイメージだったんですが。

その説明を受けます。



「八月ごろは今より茎が3倍ぐらいあった。栄養分をたっぷり取り入れて芋の方に

養分が行くにつれて葉は小さく芋は大きくなってくる。今、芋は完熟のとき。

でんぷん質が糖質に変わってくる今が収穫時。頑張って掘りましょう」

ここ掘れワンワンとワンコも手伝って(邪魔して?)くれます。


掘りあげる係、泥を落として選別する係。総勢7名です。



収穫したたーまんをカット。 先っちょ部分をまた種として植えます。



芋洗い機を導入してから作業が楽になったそうです。




 掘って~芋洗い完了まで3時間ほどの行程。

ご褒美にたーまんを頂きました。 

(家に帰って皮をむくのが難行苦行だった!)

 販売用に、ホクホクに煮てスイーツのような「真空パック」のたーまん1000円です。

これも買ってきました。



 ワタクシ、名前のとおり"里いも”好きです。

茎の部分はお盆の頃、「くわり」(ズイキ)として出回ってて、

汁の具にしたり、酢味噌で食べたり、炒めたり。これも大好き。

捨てるところの無い野菜です。  ところが、 

 葉っぱだけなんも使い道が無いねえと思ったら・・・ありましたよ。

昔からの言い伝えで、

「サトイモの葉に溜まった朝露を集めて墨をすり習字をすると上手になる」

というらしい。

その朝露を缶詰にして「屋仁のたーまん朝露」とか銘打って大々的に宣伝したら

どうでしょう? 一大産業になりませんかね? (笑)




ところで、あの解りやすくて素適な案内板



奄美市のお仕事だったんですね。

あ~ぁ、我が龍郷町も頑張って作ってもらいたいなあ。



























  

Posted by 里井 つとよ at 00:18小さな旅